人文・社会
概要
辛口国会議員が吼えまくる“本音”の嵐!!
矛盾王国ニッポンの内実が大胆に鋭く読み解かれた。
これで、この国が向かうべき道がだんだん見えてきた!
日本人は“本音”で語ることを忘れてしまったのか。“本音”の心を取り戻すことからはじめれば、日本は必ずよくなる。ズバリものを言うことで知られる渡邊具能衆議院議員が、談合、年金、少年犯罪、地方分権、公共投資、危機管理、愛国心、マスコミなどなどの“日本問題”について激辛に語る。
渡邊具能
昭和16年福岡県粕屋郡須恵町に生まれる。 福岡高校、九州大学卒業後、運輸省に入省。第4港湾建設局長、運輸省港湾技術研究所長を経て、平成8年衆議院議員初当選(小選挙区福岡県第4区)。以後、平成17年まで連続当選4回。その間、内閣府大臣政務官、厚生労働大臣政務官を歴任。平成18年安倍晋三内閣で国土交通副大臣に就任。
目次
「よい国」づくりのための11の本音
理工系が恵まれない日本に明日はない
格差が次の競争を生み社会を活性化する
天下りは根本から断たないとダメ
テレビはちょっとやり過ぎなんじゃない?
「消費税は社会福祉の目的税」というのは目くらまし
役人叩きもいいが役人を生かすも殺すも政治家次第
競争を否定する新聞業界がNHKの民営化=競争を主張する矛盾
三権分立と言えない日本の統治システム
役に立っていない日本のODA
国家戦略不在の日本(1)
国家戦略不在の日本(2)
「よい町」にするための8の本音
生活保護制度には矛盾が多すぎる
低価格落札がこのまま続けば社会資本の品質が心配
グリーンピアで年金を論じてはならない
日本の農業に国際競争を求めるのは酷
地方分権の意味は自分の力でやってくださいということ
地方を切り捨てて滅ぶのは国のほうだ
公共投資に工夫と戦略性がなさすぎる
公共投資の発想を根本的に転換すべし
「よい子」が育つための10の本音
いま子どもに教えるべきは「ガマン」
「最近の若い男はダメ」というのが定着すると日本もダメになる
「電車の中で化粧をするな」と言えない時代と社会
行き過ぎた危機管理が危っかしい子どもを育てる
男よ、赤子を抱いて厨房に入れ
茶髪とピアスでもいいからゴールを割ってみよ
犯罪者ホリエモンを見抜けなかった自民党
相撲は相撲だけれど〈JUDO〉になった柔道
ニートの増加は夢がもてない時代の反映か
ふるさとを愛することと国を愛することは同じ!