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人文・社会
概要
「歴史を流れるようにするための時代の自意識」とは?!
稀代の思想家が熱く問いかける、喫緊の課題と解決方法
本タイトルは、“情けないほど低レベルになっている日本”に対する著者の苦笑交じりに放つ口癖から命名したものである。
「雑談をしませんか」ということから始まってできあがった本書。5回にわたってインタビューをしたのは、“思想界”の素人たち。しかし、疑問に思っていることを愚直に真剣にお伺いしたため、吉本さんも自由奔放に語り、そのため、吉本思想がわかりやすく解明され、結果としてこれまでに類を見ない吉本隆明の“思想書”になっている。
主な内容
◆ 第1章 教育について
◆ 第2章 人間力について
◆ 第3章 自意識について
◆ 第4章 歴史を流れるようにするとは
◆ 第5章 時代の自意識について
吉本隆明(思想家)
1924年東京生まれ。東京工業大学卒業。詩人として出発し、戦後は文芸評論家としても活躍する日本屈指の思想家。『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』の三部作により前人未踏の領野を開拓。著書が出るたびに、思想界はもちろん一般にも多大な影響を与える。『マス・イメージ論』『ハイ・イメージ論』(福武書店)、『時代病』(ウェイツ)など著書多数。